​「葡萄棚のガーデン」

美しい葡萄の蔓や葉を、木々にからませて四季を楽しむ葡萄棚のガーデンをつくりました。

​自然素材を用いることで都心の住宅街を感じさせない高原に建っているような家をイメージすることからはじまりました。

 

既存の木々を残しながら、葡萄棚の柱や桁材を配置して敷地の余剰空間を最大限に利用できるようにしました。近年は人工的な住宅用のフェンスが増えていく中、敢えて自然素材を活用した趣のある新しい外構の在り方を考えました。

木材は耐久性耐候性に優れたレッドシダーに屋外用の木材保護塗料を塗ることで、強い浸透性と光沢のある薄い塗膜を形成し木肌の触感を残しつつ紫外線による劣化を防ぎます。

 

外構フェンス木材を道路側と庭側に交互に配置することで、裏側をつくらないファサードになるように心がけました。

また、明るい色の大判のタイルデッキは温かみのある質感と空間の広がりを感じさせます。

 

室内から果房を鑑賞でき、時にはテラスの日よけにもなる葡萄棚のガーデン。

晩夏には甘くて美味しい葡萄を収穫し、家族みんなでテラスで食べながら新たな団らんの場になることを期待しています。

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所在地 :東京都杉並区

用途  :戸建て住宅 外構工事

竣工  :2019.06

​写真  :髙橋真未建築都市設計事務所

​施工  :合同会社アトリエポンテ

    

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